創運では何ができるのか 初級編 3

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【「重層解析」と「バイパス化」】

衝動マネジメントで用いる視点や手法の例をご紹介しましょう。

 
衝動分析に当たっては、「重層解析」という視点が不可欠です。
私たちは個人の衝動だけに干渉されているわけではありません。家系の流れと関連する「血族衝動」、社会活動と関連する「法人衝動」、国の動向に関わる「国家衝動」などの影響も受けています。
これらの衝動を視野に入れて、受ける影響を重層的に分析するのが「重層解析」です。
この視点は、特に次のようなテーマに関わる衝動マネジメントにおいて重要になります。
 
・家族、親類縁者など「血」のつながり
・会社、地域、団体などの「社会的活動」
・「長期的」な人生の推移
 
生来の衝動の傾向からくるトラブルや、負の経過衝動の影響を軽減する効果的な方法として、「バイパス化」があります。
衝動というエネルギーの流れを、問題が生じやすいルートからバイパスさせることで、負の影響を軽減するのです。主な方法は次の2種類です。
 
・小規模で何度も具現させ、一ヶ所に集中させないようにする(分散)
・害のない形で具現するような〝出口〟を作って誘導する(方向転換)
 
分散の例では、体の痛みやケガを招く衝動の干渉に対して、歯石の除去などの歯科治療に通うという方法があります。治療による小さなケガを意図的に負うことで、衝動エネルギーを小出しにさせて、大きなケガを起きにくくするのです。
方向転換の例では、「心の混乱」と「想像力の拡大」という両面の働きを持つ衝動が干渉する場合、この時期に合わせて創作活動などを行うことで、心の混乱を抑えることができます。
負の衝動でも、このような方法を取れば、大きなトラブルは起こりにくくなります。
 
 
 
 

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