その壱『易を始めたきっかけ』

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★咲華の易学問答コンテンツ★
その壱 易を始めたきっかけ
その弐 易で占えること
その参 易の魅力と欠点
その四 陰と陽について
その五 八卦のイメージ
その六 内卦と外卦について
その七 易の変爻について
その八 易の吉凶の判断について

その九

各爻の意味合い

その十

いろいろな卦の変化
 〜『変卦について』

私、咲華です。占星術のことだけでなく、易に関してもドシドシ質問してくださいね!
インタビュアのキラリです。今回私は、皆さんもとっても興味がある易について先生にいろいろと質問してみました!ますます易の世界に引き込まれていきそう!  


 
 
質問したいことがた〜くさんあるのですが…。
まずは最初に、先生が易を始められるようになったきっかけを教えてください!
 
 
 

 きっかけですか。易を始めるようになったきっかけというのはね、多分中学の終わりか高校のはじめのころだったんだと思うんだけど、今でもはっきり覚えているけど、夢の中でね、視界の真正面に渦巻きみたいなビジョンが出てきて、それがグングン私のほうに迫ってきて、その渦の中から易のことにかんするイメージが出てきたんですよ。

 ちょっと変な感覚だけど、そのイメージが易そのものについてなのか、高島嘉右衛門についてなのか、はっきり覚えていないんだけどね。それでその翌日か翌々日くらいに本屋に行ったところ、夢で見たビジョンのイメージにピタッと会う本があったもので、それを読んだところ、それが
嘉右衛門の本だったというわけだね。

 
 
 
 
えっ!その本がもうずばり嘉右衛門先生の本だったんですか!
 
 
 

 そうなんです。その夢のビジョンに嘉右衛門の名前が出てきたかというのは定かじゃないんですよ。でも、少なくとも夢の2〜3日後に本屋に行って、自分のビジョンどおりだなと思えるような本があったんです。学校の帰りかなんかに立ち読みしてたんだと思います。ちょうど立ち読みしてて、顔をこう正面に向けたときにスーっと本の題名が入ってきたんですね。その本がね。そしてそれから易に興味を持ち始めたということです。

 
 
 
 
その場で、すぐ買ってこられたんですか?
 
 
 

もちろんもちろん。で、買って帰っていろいろ読んで、へぇー、こういう人が日本にいたんだなぁと不思議で仕方なかった

 
 
 
 
易聖と称された高嶋嘉右衛門の、易についての本だったんですね!
 
 
 

 そうそう。たしかあれは『乾坤(けんこん)一代男』か『大予言者の秘密』だったかな。どちらも今は絶版になっているけどね。で、それをいろいろ読んでいったら、「不思議だなぁ」と思うことがいっぱい出てきたわけです。

 嘉右衛門は、お父さんが鍋島藩や南部藩とタイアップした商人だったんだね。材木か何かを扱っていたと思うんだけど。お父さんが破産して、嘉右衛門が後を継いだんだと思う。で、嘉右衛門が後をついで、(嘉右衛門の本を開きながら)そうそう、江戸京橋、三十軒堀町の材木問屋の長男として生まれる。
 幼名は清三郎。それでお父さんが佐賀の鍋島藩と、あと南部藩だから仙台、この両方と関係があったものだから仕事を辞めるに辞められず借金返済のために商売をやり始めたと。で、そのときに安政の大地震とかいろいろあって鍋島・南部両藩の藩邸を建築していたりしてます。

 そのときはまだ江戸時代ですから。彼が生を受けたのは1832年で、天保の改革のときだからね。水野忠邦とかあのへんだから。それで結局は自分で貿易を始めて、外為法違反で捕らえられるのが29歳のとき。これは土星のリターン(ネイタルの土星とトランジットの土星が0度)だね。それで幕府に捕らえられて、鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵が作った佃島に流されて。流されたって言っても八丈島じゃなかったわけだから、罪はそう重い方でもなかったとうことだったんだろう。
 それで34歳の時に赦免になると。これは冥王星のスクウェア(ネイタルの冥王星とトランジットの冥王星が90度)だと思います。

 
 
 
 
えっ!土星のリターンと冥王星のスクウェアですか。星ってそんなにはっきりと人生に影響をあたえるんですか?!
 
 
 

 はい、そうですよ。特に土星のリターンは人生に大きく影響するからね。話はそれるけど、私は釈迦牟尼が出家した時期って土星のリターンだと思っていますよ。そして釈迦牟尼が成道・成就したとき、これは冥王星のスクウェアだと思っていますから。基本的に28,29歳の土星のリターンと、35,36歳の冥王星のスクウェアが人生の初年の山なんですよね。
 
 その次の中年の山が天王星のオポジション(ネイタルの天王星とトランジットの天王星が180度)。これが一般的に男性の厄年といわれているものですよ。42歳のころの根。」出生図の天王星にトランジットの天王星が180度で重なるオポジションは、天王星は逆行するので、全員が42歳におきるとは限らないんです。ズレがあって、41歳から43歳の間におきる。当時としては個人個人でいつおきるかははっきり特定できなかったものだから、41を前厄、42を本厄、43を後厄というふうに言って包括したんだろうね。

 
 
 

☆解説しよう!☆

1・「土星のリターン」
これはあなたの出生図の土星の位置(○○座の××度)に実際の土星が重なった時をいいます。
だいたい誰でも28〜32才の間に起こります。
これは何を意味するのかというと、
・打ち捨ててきたことに向かい合わざるをえなくなる
・逃げていたことへ向かい合わざるをえなくなる
・為してこなかった半面と向かい合わざるをえなくなる
・自分の「影」を投影している人と向かい合わざるをえなくなる
などなどです。
当然この時期は苦しいこと、嫌なことが起きてきます。
しかし「苦しい」「イヤだ」と感じるのはあなたの表層意識で、それだけ表層意識の受け入れ能力が低下していることを表しています。
土星のリターンは人間なら誰でも経験します。
しかしこの時期に心を成熟させることが出来る人はまれで、ほとんどの人間は「苦しい、苦しい」でおしまいです。
しかし心を成熟させれば、運命も安定していくといえます。
なぜなら無意識からのデータを受け入れる力が増えれば、環境は崩れにくいからです。

2.「冥王星のスクウェア」「天王星のオポジション」
意味はだいたい同じです。
土星のリターンが28〜32歳で起きるので、問題は自分自身に限られることがほとんどなのに比べて、冥王星のスクウェアは35〜6歳、天王星のオポジションは40歳前後と、背負っているものが大きくなってきます。
家族のこと、両親のこと、子供のこと、会社のこと…など、投影される範囲も広がってきて、イベントの時に動くお金も大きくなると考えてください。

力的には土星のリターンが一番強いと思っています。
しかし影響を言えば、天王星のオポジションが一番あると思っています。

 
 
 
は〜。すごいですねぇ!
 
 
 

 まあそういう出来事があって、そこから原典に手を入れて、いろいろ嘉右衛門流れの略筮を勉強したんだけど、どうしても納得できる占いができなかった。で、そうこうしているうちに修行の道に入っていったというか、入らざるを得なかったというか、そういうことがあって。これがきっかけ。これがこの質問の回答だね。

 
 
 
 
なるほど。そうなんですね。ありがとうございました。さて、次は何について質問しようかな。